板金の加工前に曲げ加工の計算を行う必要がありますが、曲げの金型により引き代が
変わるので注意が必要です。
弊社では計算用の一覧表を使用して全体の長さを計算しております。
具体的には、各内寸の合計に引き代をプラスします。
例えば、厚み1.6ミリの鉄板(SPCC)をV10のダイでL型に曲げる場合の展開長の計算は
(内寸+内寸)+0.7mmになります。※+0.7mmは引き代です。
ちなみにV12のダイで負ける場合だと引き代は0mm(必要なし)になります。
使用する体の大きさが大きくなればなるほど製品の外アールは大きくなり、引き代は小さくなります。
以上、簡単ですが曲げの計算の方法でした。